人事諸制度設計

人事諸制度は企業の基幹システムの一部です。ただし、企業は人により成り立っているものです。それ故に人に対する施策である人事諸制度は重要なシステムなのです。

弊社の人事諸制度構築のコンセプトは、「一貫した制度構築」と「従業員のモチベーションを向上」させることによる「利益の増大」です。

「一貫した制度構築」とは経営理念作成から企業の実態に応じた組織構築を行い、これらのものとのマッチング、あるいは意義、内容を反映させた人事諸制度を構築する、といった一貫性を意識していることです。

「従業員のモチベーションを向上」するとは、従業員意識調査および適性検査によりモチベーションファクターを分析し、それを人事諸制度に反映させる点です。
例えば意識調査により従業員が何を望んでいるのかを分析し、その結果を報酬制度に反映します。つまり、分析により従業員がたんに給与、賞与の金銭報酬の充実だけを望んでいるのではなく、「快適な職場環境」、「良好な人間関係」、「成長できる教育・研修の用意」、「プライベートの充実」などを望んでいることが多く、それらを報酬と捉え制度に組み入れモチベーションを高めていくのです。

「利益の増大」とは企業が営利組織である以上、利益を出す会社であることも重要な事です。人事諸制度の構築時に従業員に目を向けることは当たり前ですが、それだけではなく、企業が発展することにも意識を置きながら制度構築を進めていきます。
従業員の想いを反映した人事諸制度を構築し、個々の従業員のモチベーションが向上することにより、自ずと利益を生み出せる企業になっていただくことを目指します。

(注)人事諸制度とは、人事・報酬・評価・教育といった4つの制度の総称です。4つの制度はそれぞれ独立して存在しているのですが、機能する際はお互い関連しあい、一体となって運用されていきます。